Office 2007 Professional

SmartArt


Office 2007 ProfessionalとVisio2007の正式版がMSDN会員向けにdownload出来るようになったので早速使ってみた。


今回からWordやPowerPointに追加されたSmartArt。これがなかなかよろしい。今回の一番の目玉と言ってもいいだろう。 SmartArtを選択すると右の画面が出てきて、データ構造を選択し、項目を入力する。あとはこのこのデータ構造に対してテーマと配色を自由に変更できるというシロモノだ。テーマを変更すれば全く違ったように見える。実際、このテーマを変更すればid:NyaRuRu:20061110:p2のように全く違ったレイアウトにすることが出来る。ただ、事前にそんなに多くのテーマが用意されているわけではないので、思ったよりたいしたことは出来ない。(でもそれらしくは見える。)


ちなみに、SmartArtはVisioから使おうと思うとWordをオブジェクトとして貼り付けてその中で使わなければならない。しょんぼりだ。Visioもテーマと配色を選べるようになっているので以前のように頭を悩ましていろいろ設定する必要がない。Visio自体の操作性がやや向上しているのもマル。


Wordの数式エディタは、やや使いやすくなっているのだけども、Tabキーで次のフォーカスに移動しないことなど、他の市販の数式エディタ(例えばInftyEditorなど)と比較すると操作性が劣ると思う。 Visioはdxf(AutoCAD形式)のimportに対応しているが、数式ツールはTeXのimportにもいい加減対応させて欲しい。


てなところで、何だかんだ言って、Office2003から4年を経て新登場。画面レイアウトも大幅変更になり、久々のメジャーアップデートと言えるだろう。Office製品は使っていて楽しいのでこれからも最新版を追いかけるつもりだ。