数式でアート

yaneurao2006-10-12


以前、オフ会で「レイトレーシングとかでデモ書いたりしてます」という人が居たので、「うちのblogで紹介したら参考になる人もいるんじゃないかな。ソースくれくれ」とお願いしてた。ようやく教えてもらったのでここで紹介しておく。


数理科学美術館―数学とアートの融合

数式でアートと言えば、『数理科学美術館』が有名だ。(この本に出てくるCGの大半はwebの数理科学美術館で見ることが出来る。本のほうにはその解説が詳しく載っているので興味があれば購入されたし。)


簡単な数式が導き出す芸術としてはフラクタルは特筆に価すると思う。私は、この人フラクタルアートが特に好きだ。この作者に「これって、GPU使えばリアルタイムに描けたりするんちゃいます?」と尋ねたら、いまのGPUはfloat(32bit浮動小数)なので精度が足りないと言われた。そういやそうか。PPUでは64bitのものも…と思ったけど、有名どころであるPhysXもfloatのみだったような…。double(64bit浮動小数)をネイティブサポートするGPU/PPUの出現が待ち遠しい。