(有)やねう企画は楽園だった
id:yaneurao:20051222をいじってみた。(冗談なので本気にしないでね)
―――ある日、ある大学教授が、大学の研究室にあるスーパーコンピュータ用のプログラムを開発している学生に、いかに世間のプログラマが貧しい環境でプログラムを組んでいるのか経験させようとしました。
(有)やねう企画に学生をインターンシップで預けて、世の中のひとがどれほど貧しい環境でプログラミングしているのかを見せようと思ったのです。
(有)やねう企画での滞在を終え帰ってきた学生に教授が尋ねました。
「どんなに貧しいかわかっただろう?」
「そうだね。よくわかったよ」と学生が答えました。
「おまえはどんなことがわかったんだい」
学生は答えました。
「僕たちは使えるメモリがたくさんあるけど、あの人たちは遥かに少ないメモリで僕たち以上のことをやっていたよ」
「僕たちには大容量のNASでniceなHDDがあるけど、あの人たちはたかだか4GBのHDDで十分な仕事をやってのけたよ」
「僕たちは長くて無駄の多いコードを書くけど、あの人たちは限られた行数で限られたリソースで動作する無駄の無いコード書いてたよ」
「僕たちの研究室は限られた空間しかないけれど、あの人たちには、頭のなかにどこまでも続く研究室があるんだね!」
「僕たちは誰かが作ったプログラミング言語でプログラムを組んでいるけれど、あの人たちはプログラミング言語自体すら作ってしまうんだね…」
「僕たちの研究室の周りには、僕たちを守るためのfire wallがあるけど、あの人たちには守ってくれる仲間がいるんだね…」
学生の返事に教授は言葉を失いました。そして学生が言いました。
「教授、僕たちのプログラミング技術がどんなに貧しいかを、わからせてくれてありがとう」