論理学をつくる
本屋に行くと、プログラミングのコーナーにプログラムの本がいろいろ置いてある。しかし、プログラミングコーナーから少し外れたところにもプログラミングに関係ありそうな面白い本がいくつもある。
そんな本のなかから今日取り上げるのは「論理学をつくる」である。
Prologのような論理プログラミング言語の例をあげるまでもなく、プログラミングに論理は必要不可欠だ。C++にだってboolという論理型が出てくる。このboolにしても、ブール代数を考案したイギリスの数学者ジョージ・ブールに由来する。
この「論理学をつくる」という本の面白いところは、自分の手で論理学を構築していくところにある。それは、プログラミング言語のような人工言語を作るのにも似た楽しみがある。そのせいか、この本は、いまプログラマの間で密かなブームになっているのである。