calotocenさん作はてな将棋盤

以前、私が作った、はてなダイアリー用将棋盤(id:yaneurao:20040515)の、新しい駒セットをid:calotocenさんが作ってくださったので以下の場所(はてな共有フォルダ)に置いておく。

http://d.hatena.ne.jp/dav/shogi/koma/calotocen/


さっそく使ってみた。






歩3

















歩2




上の局面は、「しおんの王」第一話より。一応、簡単に解説しておく。


これは後手四間飛車vs先手57銀左戦法の終盤。6二馬が先手(しおん)の勝負手で、7一銀以下の詰めろ。62同金でも後手が若干余しているようだが、後手のあゆみはそんな甘い手は指さない。あゆみは、しおんも予想だにしなかった手を指す。それが、6七成香!長手数だが、これで即詰なのだ。この手を指された瞬間、しおんは自分の負けを理解する。このあと、しおんは家に帰ってから悔しさの余り、泣くシーンがある。


しおんの王(1) (アフタヌーンKC)
しおんの王(2) (アフタヌーンKC)
しおんは、両親が殺害されて以来、感情を押し殺して生きていた。そのせいで口がきけなくなっていた。この場面は、将棋だけに生きてきたしおんが初めて感情を吐露するシーンであり、しおんは、このあとたがが外れたかのように、自分の感情をあらわにしていく。そんなきっかけを作った意義深い将棋の一番重要な局面がこれ。言うなれば、この局面の次の一手である6七成香は、感情を失っていたしおんに魂を呼び戻す役割を果たした。


以下、将棋ファンのために詰み手順を披露しておく。


6七成香を同玉は、5七飛、7八玉(6八玉には8七飛成で合い利かず)、5六馬、8八玉、8九馬、同玉、8七飛成、8八金、9七桂以下の早詰め。なので、6七成香には8八玉。そのあと7七金が強手で9七玉、8八銀、8六玉、7六金、同玉に6六成香が好手。以下、同玉、5六飛、6七玉、5七飛成、7六玉、7五歩、8五玉、8七龍、7五玉、7四歩、同玉、7三香、同馬、同銀、6三玉、6二銀、5四玉、5七龍、4三玉、5三龍、3二玉、4二龍、2三玉、1二角までの33手詰め。