やねう企画見学ツアー(2)

私は、社員の育成のありかたについて真剣に考えている。

私が大学卒業後に最初に勤めていた会社で、同じ部の部長が辞め、そのあとさらに何人か辞めて行った。それは同業他社からの引き抜きや、会社をつくって独立したりであった。

しかし、裏を返せば、起業したりヘッドハンティングされるぐらい優秀な社員が揃っていたというわけだし、それくらい優秀な社員を育てる会社だった。職場の雰囲気、仕事の内容、ともに充実していた。私は技術職でありながら営業や経理に近い仕事まで任されていた。そのときは、「何故、技術職でありながらこんな仕事をしないといけないのか？」と疑問に思ったものだ。だけど、そのときの経験がいまの自分を形成しているのだ。

技術職だからと言って、プログラムだけを教え、プログラムだけの指導をすれば、本人のプログラマとしての技量はあがるが、いつまで経っても独り立ちすることは不可能である。羽をもいで逃げないようにして会社に引き止めているようなものだ。実際にはそういう会社もたくさんあるし、会社を大きくしていくためにはそうするほうが賢いのかも知れない。だけど、うちの会社はそうはしたくない。

社員が独り立ちするのは会社としては不利益になるかも知れないが、そういうケチくさいことを言うつもりは毛頭ない。どんどん独立して、やねうグループの一員として大きく活躍していけばヨロシイ！(｀ω´)

社員は誰もが自由に羽ばたける会社。それがやねう企画なのである。