激安DVD-Rは大丈夫なのか?

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いまや3万円台のパソコンを買ってもDVD-R16倍速書き込み対応のドライブがついてくる時代になった。SCSI接続の等倍CD-Rドライブに16万円出したり、ある業者からデモCDを100枚焼いてくれと言われて5日間、1時間ごとに目覚ましをセットして1時間ごとに目を覚まし、DISCを入れ替えて焼き続けた体験とか、あれは一体なんだったのだという感じだ。


そんな私がDVD-Rの品質を計る目安として考えているのは、


1)きちんと4.7Gフルに焼けるか?(品質の悪いメディアは外周に行くほど焼きミスが多発する)
2)記録面の物理的な耐久性(接着が甘く、2,3年で記録面がはがれてこないか?)
3)記録面の対光性(色素の品質が悪く、2,3年で外周から読めなくなっていかないか?)


ちなみに私が試した限りだと「X-disc」は1)がゼンゼンだめ。4GB以上だと10中8,9焼きミスする。絶対買わない。以前調べたときはsmartbuyも4.7GBいっぱいまで焼くと半数ぐらい焼きミス。SuperX=princoやRiTEK=Sparkはドライブ相性がある。


1枚40円以下の安売りメディアで1)に問題がなかったのは、BEN-Qの8倍速メディアとかだけど、BEN-Qのメディア店頭から無くなってしまった。


そこで、どうせなら一番安いものをと買ってきたのが写真のもの。11枚入って270円。安すぎ!



・生産地にこだわり
・生産工程にこだわり
・品質管理にこだわり
・価格にこだわり
ひとつひとつ丁寧に仕上げました。あなたのお気に入りの場面を美しく残します。

と、たかだか1枚24.5円のメディアにそんなことを言われたのでは余計に怖くなってくる。怖いもの見たさでさっそく買ってきて4.7GBのゴミデータを11枚焼いてみた。


1)だが、焼きミス(コンペア失敗)が1枚。あとはすべて焼けた。
2)は、表面がタフネスコート(?)なので記録面がはがれる心配はなさそう。
3)は2,3年放置してみないとわからない。


ということで、個人的にはそんなに悪くはないかな、という感じ。