塾に行こう!

魚っち汁!


id:Ozy:20050721さんが遊びに来た。彼は、進学塾を経営している。私も彼もお互いプログラマで、PSPでプログラムして遊んだりしてるのだけど、そんな話はほとんどせず、なんだか教育と経営の話を延々とした。


いまの学校教育では年齢で“学年”という単位に輪切りにされる。しかし本当は、個人差がずいぶんある。生得的な(生まれながらにして備わっている)ものもあるが、育った環境による差もずいぶんある。そういうのを十把一絡げにして教育するのには無理がある。


塾に関しても立地的な条件により、通いたくても通えない人はたくさん居る。都会に住んでいる人はそういうのに気づかない。田舎を旅してみて初めてそういうのが身をもって実感できる。塾どころか、本屋すら隣町まで行かないと無いのだ。


インターネット通販を積極的に利用しているのは、実はそういうところに住む人たちなのだ。秋葉や日本橋で買ってきたものをインターネットオークションで売ると買ったときより高く売れることがあるが、買っていくのはたいてい田舎に住む人たちなのだ。


そういう人たちは立地的な条件により、情報的に差別されている。そういう人たちに適切な教育(塾教育はもちろんお稽古事や習いごと)をしてあげることが出来てこそのインターネットではないのか?


ということで、どうやればそれがビジネスになるのかを延々と議論した。お金のためだけではない。私自身、出鱈目な学校教育のせいで、おかしく(?)なったわけで、いわば学校教育の被害者だから、採算を度外視してでもなんとかせねば、という気持ちがある。


そんなわけで、id:Ozyさんに投資することにした。この話が、いい方向に結実するといいなぁと思っている。