CANDY TOYS(2)

昨日と今日は、エロゲーの話である。18才未満or興味のない人は読むな!(`ω´)


それでも、このゲーム、何が面白いかって、主人公、かなりおかしいんだ。



レニー(かつて主人公の右腕であったプログラマー):「ああ…ローレベルで
フォーマットされてるみたい。あたしがどんどん、あんた形式に書き換わって
いくのがわかるわ…。もっと、もっと書き換えて!!」

主人公:「ああ…書き換えてやる!(書き換えて、書き換えて、書き換えた。
ひとつのロストチェーンも許さない。全部のクラスタを埋め尽くしてやる。
俺の遺伝情報が書かれたファイルで…!!)(中略)レニーは最後の1バイトまで
俺のものだ…!」

せ、、先生!なに言ってるのかゼンゼンわかりません!


でも自分がプログラマだからか、何となく主人公に感情移入できる部分もあったりしてな。そんなわけで、いくらか主人公になりきったつもりになっていると、高橋さんのレビューで完膚なきまでに叩きのめされた。


主人公が、いかにも俺の嫌いなタイプのクラッカーで、千万だの億だのと金額だけは
威勢がいいが裏腹に貧乏たらしいコンビニ生活、金の使い方も知らない童貞スパマー
がなにを偉そうに世の中のことを知った顔してほざくのか

なんか自分のこと言われてるみたいでヤダナァ..(´д`)


金なんかいくら持ってたって、使い方をわきまえてないと無意味なんだということを
描きだしているのだ。その貧しさが、ヒロインを買い付けてからのラブラブイチャ
イチャSM生活を際立たせる。お金なんかなくたって、やりくりの上手い奥さんが
一人いるほうがよっぽど豊かな生活が出来るのだ。自意識ばかりが強くてその実
貧しい生き方をしているクラッカー君が、ヒロインによってもたらされる人間らしい
温かみのある生活によって影響され、変わっていくのだ。

それはその通りなんだと思う。ITバブルのせいで、にわか成金になった人が私のまわりにたくさん居る。お金の使い道を知らずに、なんか等身大のフィギュアを買ったりする。..って、そりゃ私のことか。(id:yaneurao:20041130)


結局、お金の使い道の知らない人がお金を持ったところで、精神的な貧しさからは容易に抜け出すことが出来ない。お金の使い方を知らず、毎日コンビニ通いで大好物がe-maのど飴であるだとかな!(`ω´)