パソコンの進化

PC6006


先日、押入れを整理しているとPC-6001用の拡張RAMカートリッジが出てきた。16KBのRAMがこんなに大きくて、定価は14,000円もしたのだ。いまや、14,000円も出せば、512MB(16KBの32768倍)のDDRメモリが買えてしまう。


当時の記号言語処理やら人工知能の論文とかを読んでいるとDECのVAX-11で256KBのメモリを積んでLISPでほにゃららの処理をやらせて、こんな成果を得た、みたいなことが書いてある。256KBですよ、256KB。いまからは想像もつかない。いまどきの携帯の待ちうけ画像だって下手するとそれより大きい。でも、当時としてはそれがもう最先端の、超贅沢な環境だったわけで、そんな環境で凄い研究成果をあげた研究者の人たちがたくさんいるわけ。


そういうのを見ていると、IDEのハードディスク4つ収納してUSBで接続できるケースをふたつ買ってきて、256GB×4個×2ケース = 2TB、しかもRAMも4GBにまで増設してる俺って、そろそろ何か超スゴイ研究成果とか出てこないとヤバイんじゃないの?とか思えてくる。


そんなわけで、そろそろ成果を出さないとな。音楽の。<そっちかよ!