エロゲー製作は大変ナリよ(1)


昨日の日記のトラックバックのうち、id:NaokiTakahashi とは、NScripterで有名な高橋さんである。高橋さんとは、3年ちょっと前にお会いしたことがある。ちょうど自社(やねう企画)でエロゲーを作ろうと思っていたころで、高橋さんにシナリオをお願いしたのだ。


そのゲーム、グラフィックは、㍗ル時代の仲間(当時無名)がフリーになったので彼に頼んでいた。彼はその後、○○ほにゃららとか大手商用誌のイラストの仕事をするようになって「そのエロゲーにボクの名前は出さないでくださいね」(こんな言い方ではなかったけど)と言われる始末。


うちの会社から高橋さんや関わったスタッフに報酬は既に支払ったものの、発売になっていないこと自体が「せっかくやっていただいたのになぁ」という気持ちで、もうホント、情けないやら申し訳ないやら..。


私がプログラムを書いて、このゲームを完成させてもいいのだけれど、どうも開発の熱自体が冷めてしまったというのと、「このゲーム、出しても売れないんだろうな」という想い*1とで、なんか開発を進める気にもならない。まあ実際、出しても売れないんだろうしナァ..。(つづく)

*1:これは、うちの会社の営業経験の少なさとか、ブランドネームの無さ、それから私の想定するゲームの完成形からしてそう思うのであって、決してシナリオの高橋さんやグラフィッカが悪いというわけではない。ちょっと誤解を招くような書き方をしたことをお詫び致します。