IMAGINATION/WHALE

絵に打ち込む少年


みんなの心に浮かんだことをそのまま描けばいいんだからね
http://pya.cc/pyaimg/img/2003121112.wmv


このCMは公共広告機構のもので、CMというよりむしろ短いドラマとでもいうべき仕上がりだ。私が説明するより見てもらったほうが早いと思うが、一応説明をば。


担任教師に「みんなの心に浮かんだことをそのまま描けばいいんだからね」と言われて黙々と画用紙を塗りつぶしだす少年。担任教師は、何か得体の知れない生物を見るかのような目で少年を見る。少年の真意に大人たちは誰ひとり気づかない。かたや少年は「大人たちの態度など眼中にない」と言った様子だ。大人たちは少年をキチガイだと見下し、少年の母親は自分の子供がキチガイになってしまったことにため息を漏らす。ところがある日、担任教師がジグソーパズルを見ていてふとあることに閃くのである―――少年はあるメッセージを発しているのだと。(以下は、上記のムービーをご覧いただきたい。)


なんだか、この少年、私の子供時代にソックリだ。まわりからの疎外のされ方とか、大人の私に対する接し方とか。それゆえ、この短いCMに特別なメッセージ性を感じた。ひょっとすると私以外の人が見ても何のことはない、ただのCMなのかも知れない。そのへんがとても気になる。*1


そんなわけで、今日のコメント欄に上記のCMを見た感想など書いていただけたら幸いである。



8月21日 19:14追記。

なんと、はてな側のコメント機能の制限に抵触したのか、私の今日の日記、コメントをつけても表示されなくなった。(コメント多すぎ!) そんなわけで、続きのコメントは明日の日記のほうにつけていただきたい。

*1:参考までに。このCMは、第56回広告電通賞/公共広告賞で最優秀賞(テレビ広告),2002年度ニューヨークフェスティバルで金賞(テレビCM部門:公共・チャリティ)を受賞しているようだ。