本をデジタルデータに

だいぶ処分したけど、まだ書籍が数千冊あるんだ。これが邪魔で仕方ない。
そこで、ドキュメントスキャナで取り込んでしまえって思った。

思えば86年の夏にパーソナルユースでGT3000というスキャナが初めて発売された。50dpiで8色。定価は198,000円だった。取り込み速度も非常に遅かったと記憶している。それでも当時は心底すごいと思ったんだ。

その数年後に、GT3000を5万円で譲り受けた。初めてのスキャナで、楽しくて毎日何かしらスキャンしてたな。

いま買おうと思っているのは
・fi-5110EOX
http://scansnap.fujitsu.com/jp/products/products.html#specifications
だ。相場は45,000円前後。はっきり言って、この速度でこの性能でこの値段は安すぎる。
→買ったゾ。レポートはこちら。

さて。自動ページめくり機能がない場合、本を解体してスキャンしなければならない。職人芸でもなければ一度解体したものを元の本に戻すのは不可能だろう。もう、そうなってくると、スキャン後の残骸は捨てるしかない。しかし、これを捨てるとなると著作権上ややこしい問題に逢着する。

原本を捨てているわけで、所有権は放棄していることにはならないだろうか?所有権を放棄した本のコピーを所有しているのは著作権法上は許されないのではなかろうか?

どうも真面目に考えるとややこしいことになりそうだ。とりあえず取り込み後の原本はダンボール箱にでも入れて物置に入れておくしかなさそうだ。困るなぁ..(´Д`) 著作権法、このへん改善してくれないかなぁ..もう、いっそうのこと最初からデジタルデータで販売してくれればそれでいいんだけどな。しかしデジタルデータだと譲渡とかの扱いが難しいんだろうな。