Microsoft MVP受賞

Microsoft MVP


このたび、Microsoft MVP (Visual Developer - Visual C# 2006.07-2007.06) を受賞した。


私は10年前にはビルゲイツが憎くて憎くて仕方なかった。いまにして思えば、ビルゲイツが憎かったのではなく、当時のWindowsとそれを取り巻く環境自体が嫌だったのだろう。DOSに比べてリソースを馬鹿食いするし、当時はメモリが馬鹿高かったし、何かにつけて再起動が必要になるし、デバイスドライバは不安定なものが多くすぐにブルースクリーンになる。何より開発者のための敷居が高すぎた。「Windowsでプログラムをするなら、WindowsAPIバイブル1〜3(翔泳社)やほげほげ本は必携だろう」という雰囲気自体が嫌だった。


実践C++/CLI 極めるための基礎と実用テクニック

いまや、Visual C# 2005のExpress版は無料配布だしMSDNライブラリも無料配布だ。マシンも5万ぐらい出せば趣味で開発するには十分なスペックのものが手に入る。


この状況で私の気もすっかり変わり、一開発者としてMicrosoftが好きになった。いまなら「これからプログラムを勉強したいんですけど」という人にVisual C#を胸を張って勧められる。