漢字博士の俺様登場(2)

id:yaneurao:20051103に引き続き、漢字博士の俺様登場だ。


俺様は漢字検定1級を目指して勉強しているわけだが、そのためには一生かけても使うことは決して有り得ないような漢字(や言葉)をたくさん覚えなければならない。


たとえば、昨日の日記で出てきた「暗渠」(あんきょ)。「渠」という文字は「みぞ」を意味する。「渠」の右上にある「巨」は、「距離」の「距」にも使われていて、「間が開いていること」を意味する。まあ早い話、「暗渠」とは上がふさがれたみぞのことで、水路とかが地下を通っている場合、こう呼ぶ。


この漢字はまあいいとして、この「暗渠」の反意語が難しい。「暗渠」の反意語は「開渠」(かいきょ)である。上の空いているみぞのことだが、要するに、単なるみぞだ。日常生活で使うことなんて有り得ない。(つづく)