2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

JTAGICE mkIIとICD2のclone

id:yaneurao:20080226で紹介したAVRとPIC用のICEのcloneが届いた。関税は不要だった。送料は$20ぐらいだったと思う。 Kee Electronics http://www.keeelectronics.com/ ■ AVR mkII Lite JTAGICE mkIIのcloneほうは、AVR mkII Liteという名前だ。 cloneだけあ…

いますぐPICをやめてAVRに移行すべき10の理由

電子工作用のお手軽なワンチップマイコンと言えば、AVRとPICである。数年前、国内ではPICのほうが日本語での情報が多く、国内での入手性が良かったのでPICばかりが普及した。PIC本で有名な後閑さんの功績も大きいだろう。 だが、いまから始めるなら間違いな…

BrickLinkで買い物してみた

どうしてもレゴで欲しいパーツがあったので、BrickLink*1で買い物してみた。 BrickLinkは複数の個人(法人も?)が出店しているレゴ部品の巨大マーケットである。複数のお店が出品しているので、同じお店から買わないと送料が高くつく。欲しい部品を扱っている…

AVR / PIC用のICE

AVRやPICマイコンを使った複雑なプログラムを要する電子工作をやっていると、だんだんICE(In-Circuit Emulator)が欲しくなる。 ICEがあれば、基板に備え付けたAVR/PICマイコンのプログラムをデバッガで追いかけることが可能だ。 PICではPIC ICD2(3万前後)、A…

FPGAで作るコンピュータ将棋

FPGAは、ひとことで言えばプログラマブルな論理回路である。簡単に回路構成を変更できるうえに、最近のFPGAはLE(Logic Element)が多いので、CPU自体を作ってしまうことも出来る。 1chip MSX*1にもFPGAが用いられている。PC-8001*2やX1*3、MZ-700*4を作った人…

共立電子産業株式会社

私はデジットやシリコンハウスでときどき電子工作の部品調達を行なう。 「オンラインで買える」という噂を聞き、共立電子のサイトに訪れた。 共立電子産業株式会社 http://www.kyohritsu.com/ どこから買えるのかさっぱりわからない。順番にクリックして行く…

Nave Playerはどこへ行ったのか

id:yaneurao:20071016で紹介した動画を高速再生できるNava Playerだが、作者のサイトが消滅している。 私のなかではニコニコ動画からdownloadしたflvやら、録画したテレビ放送やら、DVDやらを高速再生するのに欠かせない存在で作者に感謝しても感謝しきれな…

知られざる最強の付箋紙ソフトはこれだ!

付箋紙をデスクトップ上に貼りつけるソフトがある。ToDoなどを忘れないようにメモしておくのに便利である。 しかし、そんなソフトを使わなくとも、Windowsにはディフォルトで付箋紙機能が備わっているのである。それが今日の写真である。 todoという拡張子を…

ActiveRobotsから荷物が届いた

Active Robotsで買い物してみた。 http://www.active-robots.com/ レゴのpneumatic関連が売られていたのでシリンダ ポンプを3setとスイッチ5個入りを3set買ってみた。あと、NXTのバッテリー用のアダプタも購入。 オーダーすると「アダプタはEUソケットとUKソ…

マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(19)

「新ページめくりユニット改」のために、12〜20ポッチ程度の横スライド機構を開発する必要があった。 こういう長距離の移動が必要なときは、レゴではタイヤのようなものを取り付けてそれを回転させて車のように移動させるか、ガイドレールを用意して電車のよ…

Power Functionの仕様が公開された

Power Functionの赤外線受信プロトコルの仕様が公開された http://www.lowlug.nl/pdf/LEGO_Power_Functions_RC.pdf Power Functionの赤外線プロトコル自体はリバースエンジニアリングによってある程度解析されていたが*1、フルパワーでの正回転/逆回転と停止…

マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(18)

今日の写真は、新しく開発したページめくり部である。ギアを並べてあって、軸がスライドしてもギアと噛みあい続けるようになっている。軸のスライドと軸の回転とを下部に取り付けてある2本の軸から制御できるようになっている。これを3つ×2組作ればページを…

レゴで作るピストル

レゴで作られたピストル/ショットガンなどの動画を集めてみた。 お手軽に作れるわりには遊べるせいか、たくさんの作品が作られている。 ここでは代表的なものだけ紹介する。 AUTOMATIC LEGO CROSSBOW PISTOL レゴで作ったブロックが飛ばせるピストル。かっこ…

Vernier

NXT用のセンサーがたくさん売られているサイトを見つけた。 Vernier http://engineering.vernier.com/ たとえばUVセンサーを使ったプロジェクト(動画あり) http://engineering.vernier.com/general/projects/uv ・NXTで使うためにはNXT用のセンサーアダプタ…

テクニックブルドーザ買ってきた

昨日の日記で、自分でお勧めしたので自分で買ってきた。自作自演である。(意味が違う?) テクニックブルドーザには、POWER FUNCTIONモータが4つ入っている。2セット買ったので8個手に入った。mindsensorsで売られているRCX to NXT Communication Adapter(NRL…

レゴのテクニックパーツが欲しくなったら

部品単位で購入したいなら日本ではデジラしかない。 ホビーショップ・デジラ http://www.dgla.jp/ 海外では、BrickLinkという多数の販売者が集う巨大マーケットサイトがある。特定の販売者からまとめ買いすれば送料が一回分で済むので多少は安くなる。 Brick…

Lego pneumatics

レゴは普通、タイヤを回転させたりしようとするときはモーターを使う。しかし、空気圧で動かす方法がある。*1 A Primer on Lego Pneumatics http://www.fifth-r.com/cssoh1/primer.htm 上のサイトにも説明があるが、空気圧部品の仕組みは単純である。 ・ポン…

Power Function moters

NXT付属のモーターは高性能で角度センサーまで内蔵しているが、ちょっとした動きをさせるためにNXTを何台も使うのはあまり現実的ではないだろう。 レゴのセットの箱にはPOWER FUNCTIONSとロゴが書かれているものがある。これには、POWER FUNCTIONと呼ばれるN…

YANEU LEGO WORKS

NXTで作る自動ページめくりブックスキャナが完成しそうだったから、いっちょ設計図つきで動画を公開したろかい!と思って私がLEGOの記事を書くための専用のサブドメインを用意して、以下のように作りかけていたんだ。 YANEU LEGO WORKS http://lego.yaneu.co…

マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(17)

NXT LOGというNXTの作品の記事を投稿する公式blogがある。 NXT LOG http://mindstorms.lego.com/NXTLOG/default.aspx 2008年1月18日現在4473個の作品が掲載されている。ここで他の人の作品から多くのことを学べる。 NXT LOGは毎日少しずつ見させてもらってい…

マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(16)

そんなわけでセロテープで十分紙が吸着し、ページを持ちあげられることがわかったので、セロテープ型のページ持ち上げ部を作ってみた。(今日の写真) ローラー(レゴのタイヤ)にセロテープを巻きつけておく。ローラーにつけるのは、アームがあがったときにロー…

マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(15)

なんか、それっぽいのが完成しそうなので、気を良くして、いっちょ、設計図でも描いたろかい!と思って、参考にするため「手作り全自動ブックスキャナ 」*1のページを見ると、そのトップページに「The Evolution of Auto Book Scanner」というのが追加されて…

マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(14)

この手のブロック玩具によくあることだが、いくつかの理由により、レゴのブロックも直方体ではない。*1 レゴは、1/8インチを基準とする単位を用いている。 今回では1/8インチという単位を省略して書く。 1ポッチ*2は、2.5である。1ブロックの高さは3である。…

マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(13)

blog上には長々と書いたが、実際は、NXTを開封した日と次の日でC#で制御できないか調べて、3日目には「マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ」自体はここまでは出来ている。 私が凄いのではなくて、レゴのテクニックパーツやNXTが凄いか…

マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(12)

(昨日の続き) もう一つのユニットはページ持ち上げユニットである。 ページめくりユニットによって軽くめくられたページの軽く浮いた部分にフックのようなものをひっかける。そのあとページめくりユニットのパネルをどかし、ページ持ち上げユニットにページ…

マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(11)

この「自動ページめくりブックスキャナ」は、2つのユニットにより構成される。 ひとつはページめくりユニットであり、これはタイヤがごろごろまわってページをめくる。右の写真。 写真の左のモーターがまわり、パネルが回転して倒れてきて、右のモーターがタ…

マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(10)

ギアを組み合わるために、0.25の整数倍ポッチの距離が必要なことがわかった。 私が用いている一覧表を以下に掲載しておく。昨日書いたベントアームは便宜上122度と表記しておく。 ここでは、θ度ベントしているベント中心からのそれぞれの点への距離がa,b(単…

マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(9)

ギアが思ったように組み合わさらない。おかしいなと思って詳しく調べてみた。 ギアの半径が、ポッチ(普通のレゴブロックの隣り合うポッチ間の距離を1ポッチとする単位)の整数倍 + 0.5 になっていれば、二つのギアを組み合わせたときに必ずポッチの整数倍にな…